国際運転免許証のページで述べましたように、学生ビザやワーキングホリデーでカナダに長期滞在し 車を運転する場合は、カナダ到着後、住所が決まったら、できるだけ早くカナダの運転免許証に切替える(exchange)方が良いです。 ここでは、バンクーバーやビクトリアのあるBC州とトロントのあるオンタリオ州での免許の切替えについて解説しますね。

BC州での免許切替えってどうやるの?

免許の切替えは、BC州に引越してから、90日以内に行う必要があります。 日本の免許証を持っていれば、実技、筆記試験を受けることなく、「クラス5」というBC州の運転免許証に切替えができます。 ただし、日本の免許取得後2年以内の方は少し制限のある「クラス7」になります。

免許切替えは次の2ステップです。

運転免許証の翻訳証明書の入手

まずは、BC州運転免許証の切替えに必要な「運転免許証の翻訳証明書」を用意する必要があります。

この「運転免許証の翻訳証明書」は、在バンクーバー日本国総領事館にて、以下の必要書類が揃えば、1週間で交付されます。

必要書類
  • 証明申請願書
  • 申請者名義の有効な日本の運転免許証及びそのコピー1部
  • 申請者名義の有効な日本のパスポート及びカナダ滞在査証
  • 手数料22ドル(2017年3月31日まではこの料金)

領事館で翻訳証明書を発行してもらう場合、直接領事館の窓口まで行く必要があります。 そのため、遠隔地等で領事館へ行くことが困難な場合は、ICBC(Insurance Corporation of British Columbia)の指定翻訳者 より翻訳証明を発行することもできます。 尚、国際運転免許証は、翻訳証明としてはご利用になれませんのでご注意ください。

ICBCで免許を切替え

以下の必要書類を揃えて、ICBC運転免許センターへ申請に行きます。尚、最寄りの免許センターはICBC「Find a service」よりご自身の住所か郵便番号を入力すれば検索できます。

必要書類
  • 日本の運転免許証
  • 運転免許証の翻訳証明書
  • 身分証明書2つ(パスポート、カナダの査証/ビザ)
  • 手数料31ドル(2016年6月現在)

申請をしたその場で一時的な紙の運転免許証が発行されます(この紙でも運転は可能)。 そして、2~3週間後にプラスティック製の免許証が郵送されます。

また、BC州では有効な免許証を複数持つことを禁止しているため、日本の免許証は没収されます。 そんため、日本帰国時の手続きのため免許証のコピーを取っておくと良いです。

オンタリオ州での免許切替えってどうやるの?

オンタリオ州での切替えは、全体の流れは、BC州と同じですが、いくつか相違点があります。 まず、免許の切替えは、オンタリオ州に引越してから、60日以内に行う必要があります。 日本の免許証を持っており免許取得から2年以上が経過している場合は、実技、筆記試験が免除され、 視力検査のみで、「Gクラス」のオンタリオ州の運転免許証に切替えができます。 ただし免許取得後2年以内の方は、視力検査の他に路上試験(the G2 road test)をパスして少し制限がある「G2クラス」の免許に切替えができます。

免許切替えは次の2ステップです。

自動車運転免許抜粋証明の入手

まずは、オンタリオ州運転免許証の切替えに必要な「自動車運転免許抜粋証明」を入手する必要があります。

この「自動車運転免許抜粋証明」は、在トロント日本国総領事館にて、以下の必要書類が揃えば、4~5日で交付されます。

必要書類
  • 証明書発給申請書
  • 有効な日本国の運転免許証
  • パスポート
  • 手数料22ドル(2016年6月現在)

遠隔地などにより領事館に行くことができない場合は、郵送費用(切手+封筒)を払えば、郵送でも申請できます。

免許の切替え

以下の必要書類を揃えて、最寄りのDriveTest centreか、トロントのダウンタウンにある、Service Ontario (College Park)へ行き切替え申請をします。 尚、最寄りの免許センターはService Location Finderよりご自身の住所か郵便番号を入力すれば検索できます。

必要書類
  • パスポート
  • 自動車運転免許抜粋証明
  • 有効な日本の運転免許証
  • 申請費用81.50ドル(2016年6月現在)

申請をしたその場で一時的な紙の運転免許証が発行され、プラスティック製の免許証が郵送されます。

また、BC州と異なり、オンタリオ州の場合は、日本の免許証は没収されません。v(o ̄∇ ̄o) ヤリィ♪

館長からのコメント

日本とカナダでは交通ルールにいくつか違いがあります。特に大きな違いは、カナダは「右側通行」である点と、 右折車は通行人や左側からの進入車がない場合は赤信号でも右折できる(右折禁止の表示がある場合を除く)点ですね。 スピードを出し過ぎないよう安全運転で心がけてくださいね。