まずは、いまさら聞けない国民年金のお話


日本国内に住所のある20歳から60歳未満のすべての人は国民年金へ加入し保険料を納めることが義務付けられています (厚生年金に加入している人は自動的に国民年金に加入・納付していることになります)。 この20歳からの40年間のうち、25年以上保険料を納めていれば、65歳以降一生、年金を受け取ることができます。 この年金の額は一定ではなく、保険料を納めた期間によって変わり、 40年間きちんと収めた人は満額年金を受け取ることができ、 保険料を収めていない人ほど 給付される額は少なくなります。

ここからがポイント!

国民年金は、"日本国内に住所のある"人は保険料を納める義務がありますが、 住民票を抜き(詳しくは国外転出届のページをご参照ください)、 日本に住所のない人は、保険料を納める義務はなくなり、 納めても、納めなくても良い状態になります 。 つまり、次の2つから選択することとなります。

  • 住民票を抜き、国民年金の保険料を納めない。
  • 住民票を抜く際、任意加入という手続きをし、カナダ滞在中も国民年金の保険料を支払い続ける。

義務がないなら、わざわざ納めなくてもよくない?

はい。老後の年金が少なくても良い場合はOKです。つまり、住民票を抜き、保険料を納めない場合は、 老後にもらえる年金が減ります。 任意加入にすれば、保険料を納めなければなりませんが、 老後にもらえる年金が増えます。 結局、現在の出費減を取るか、老後の年金増を取るかの選択ですね。

納めないと受給資格に影響があるのでは?

前述のように25年以上保険料を納めていなければ、年金の受給資格はありません。 ただ、海外に居住していた期間というのは、特殊で、 保険料を払っていなくても合算対象期間(別名、カラ期間)として、 受給資格に必要な期間として加算されます。 そのため、年金の受給資格に影響はありません。 例えば、住民票を抜いて1年保険料を納めなかった場合、24年保険料を納めれば、カラ期間1年+24年で25年になりますので年金はもらえます。 ただ、払っていない分、老後の年金の額は減ります。

任意加入の場合、カナダからどうやって払うの?

任意加入の場合、家族に代わりに納付してもらう他、銀行口座からの自動引き落しも可能です。 また、クレジットカードでの納付も可能です。

館長からのコメント

年金は破綻しているという話もあり、老後、ちゃんと年金が貰えるかはなんだか微妙ですね。 そもそも、満額年金をもらっても、国民年金のみなら月6~7万円です。 年金が貰えても通常それだけでは生活できません。 結局、将来年金に頼らずとも生活できる資産やスキルを身につける必要があります。 カナダ留学をそのスキルアップの場にしたいですね。